イギリスや今の日本人について思っていること

文化放送を聴いていたら、面白かった。
イギリスを他の諸外国から見たら、どんなイメージを抱くのか?
そのコメンテーターはイギリス人で翻訳家・作家のスティーブン・ウォルシュさん。

・うぬぼれている。
・ビールばっかり飲んでいる。
・どの国からも嫌われている。
・暗いイメージがある。

言いたいことは、なんとなく分かる。イギリス人は、日本人と気質が似ていると聞いたことがある。
同じイギリス連邦の一つニュージーランドの人々は逆に、とてもフレンドリーである。
ぼくはそれでもイギリス・イギリス連邦が大好きなのだ。
一番は、英語の発祥がイギリスであるということ。
ぼくはどちらかというと、アメリカ英語のアクセントより、イギリス英語のアクセントが、上品で癖がなくて滑らかなので好き。
仕事は一生懸命やらないで、手を抜いて時間になったらさっさと家路やパブに向かう。
クリスマスは大きなホテルを除いて、ほとんどの店が閉まっている。
あとは、普段おとなしいイギリス人たちが、ある時は自分たちの感情をストレートに出すところが好き。
交通機関のストも、暴動も。日本のように時間にシビアではなくて、地下鉄やバスも時間通りこない。
地下鉄の一部の路線も一日運休することも多い。
そんな時間の感覚を持ったイギリスっていいなと思う。

あと聴いていて驚いたのが、仙台のリスナーが被災して、東京で働いているという人からのメール。
仙台ナンバーや福島ナンバーの車が傷をつけられた人が数多くいたという。
日本人の団結心の神話は崩れてしまったのか?
ストレスのはけ口なのか?こころないね。
昨日の話じゃないけど、人はみんな平等だよ。もっとお互いをいたわり合おうよ。
いま目の前にいる人たちからでいい。見て見ぬ振りしないで生きていこうよ。
何が今必要か?人と人とのつながり、こころからの対話がいまの日本には必要だと思う。