禅について追求する

ぼくの尊敬するAppleの故Steve Jobsが、"禅"について非常に関心を持っていたことを、以前から注目をしていた。
無駄がなく、女性の曲線美を彷彿させるようなラップトップやデスクトップが生まれた根元を追求したいと思った。
日本人でありながら、禅について説明できるか?というと正直できない。

早速参考になる本を購入した。→→ 禅、シンプル生活のすすめ (知的生きかた文庫)

こころに響いた言葉を選んでみた。

◯ ボーッとする時間をもつ

時間に追われ、精一杯の毎日。周りのものにとらわれることなく、ただボーッとしてみる。
10分でもいいので何も考えない時間を作る。

◯いらないものを捨てる

得るよりも手放すことが先。禅的生活の基本。シンプルに生きるとは、心や体の荷物を捨てること。
涙を流したあとは、心がすーっとする。洗心。

◯ 労力を省くのは、人生の楽しみを省くこと

あえて時間や手間をかけることの中にこそ"命"が宿っている。
時には、便利さの"裏側"を体験してみてください。

禅の奥深さを感じた。便利になることはいいことだ。
けど何か物足りない。足らないものがわかった気がする。
アナログの部分がとても大切だなと。
料理も手間ひまをかけたり、愛情のこもったものは、食べればわかる。包み込むようなやさしさを感じることができる。
そこには"命"が宿っているからだ。
ということは、すべてのものには命が宿っていることになる。
いま存在するすべてのものに感謝して生きようと思う。

禅シンプル生活のすすめ レビューその2