インターネットは本当に便利なツールなのか?

インターネット、それは私たちの生活を便利にしてくれるツールだと思っていた。
前から考えていたことがある。それはインターネットって本当に便利なツールなの?と。

特に注目しているのがソーシャルネットワーキングサービス。

エス‐エヌ‐エスSNS
《social networking service》個人間のコミュニケーションを促進し、社会的なネットワークの構築を支援するインターネットを利用したサービスのこと。趣味、職業、居住地域などを同じくする個人同士のコミュニティーを容易に構築できる場を提供している。ソーシャルネットワーキングサービス。ソーシャルネットワーキングサイト。
提供元:「デジタル大辞泉

個人間のコミュニケーションを促進し、社会的なネットワークを支援するネットサービス。
とても画期的なサービスだと思い注目して使っていた。

そんななか、注目するツイートを発見する。
佐藤 茜さん @AkaneSato https://twitter.com/AkaneSato/statuses/146554114560622592
インターネットは人生をレコメンドしてくれるか? http://text.pha22.net/ghn/ghn19.php


Twitterや、インターネットサービスについて書いてある。
内容をまとめてみた。

・検索可能にしてしまう世界。
たとえば、◯◯さんと今飲んでいますとツイートすると、嘘がつけないのである。要は自分を含めてプライバシーが丸見えになってしまう。ある意味恐ろしい。これはうそ発見器化してしまう。自分も相手にも迷惑な結果をまねてしまう恐れがある。そしてそれらが全世界の人に検索されてしまう。
ある意味、物事を白黒つける欧米発祥のツールである。極端な言い方をすると、不特定多数の人とのメールのやり取りを公開しているようなもの。

ライフログを垂れ流す人たち
何々を食べているなう、何々線に乗っている、購入した本、聴いている音楽などツイートする人達。
その人の価値観やお金の使い方、はたまた生活習慣までの生活記録が全部丸見えである。
まあ記録として取っておきたい人がやることだと思うが、”自分のことをもっと知ってほしい”という潜在的な欲求があるのではないかと思う。まあ自分もそんなところがあるかもしれない。
自分はブログをここで書いているけど、まあ半分は自分を知ってもらいたい、半分は自分を内観(見つめ直す)ために書いているようなもの。ブログは色々な考え方や見方が読めるので、これはこれでおもしろい。
ただし、プライバシーには配慮して書きたいと思う。結局はだれがこのブログを読んでいるか分からないから。

・レコメンド VS 選択の自由
企業にとってマーケティング(市場調査)の格好の材料になる。
Amazonでは、おすすめ商品を紹介してくれる。こちらで考えなくても、好みの商品を紹介してくれる。しかし、選択肢がとても限られたものになってしまう。視野が狭くなるといったらいいのかな。便利なインターネットサービスだけど、アナログ的な感覚が欠落してしまう。一つの製品を購入するにあたり、選択肢もいろいろある。個人の好みもある。すきな女性のタイプが違うのと一緒。だから、コンピューターが駆使しておすすめの商品をおすすめしてくれるのは、良くも悪くもある。
そうそう、僕は寿司が大好きなのだが、回転寿司のタッチパネルや、インターフォンごしに注文するたびに思う。なんか寿司工場のロボットみたいだと。

アナログの部分の大切さをもっと追求したい。
古い建物や文化と、あたらしい文化が融合している、僕の大好きなイギリスのように。