現代の恋愛事情について考えてみる

きょうも午前中だけ文化放送を聴いた。
雑音が多いが、アナログのラジオでも音が入るのにビックリした。北関東でも電波が入る。

年齢層が、40代〜60代のリスナーが多い。
ぼくも今年でちょうど40歳になった。無理に若作りしてもしょうがないと思う今日。
20代の頃は、おっさんにはなりたくないと思ったけど、もうそんな年になってしまった。
けど、今の自分が一番好き。いろいろ見たり経験したりして、
自分のいいところも悪いところも見えてきたから。
なぜか年配の方と、10代〜20代前半に好かれる傾向がある。
落ち着いた人に見られるからかな。結構相手の話を聞くのが好き。
その人がどんなことで悩んでいるのか?考えているのか?
アドバイスを求められたりしたらするけど、ほとんどの場合聞き役に徹する。
好きなんだよね。相手の考えていることを聞くのが。

話しを戻して、ラジオを聴いていたら、最近の恋愛事情が様変わりしているとのこと。
彼氏彼女の関係になっても、自宅の場所を教えなかったり、自分の部屋に入れなかったりするのが普通なんだとか。要は自分が犯罪に巻き込まれないために教えないそうだ。これには目が点になった。

僕らの時代は、待ち伏せしてデートの約束をこぎつけたり、好きな女の子の自宅に電話をしたら、父親が出て緊張して電話を変わってもらったり、携帯やメールなんてなかったから、電車の中で降りるのを見計らってラブレターを出したりしたなあ。

確か50代のリスナーの人が「ネットやメールなどの普及で、若い人たちは、人間関係などのまぎらわしいさがなくなって、そこに居心地さを感じている。」と言っていた。
相手が今何をしているんだろう?どんなことが好きなんだろう?好きなタイプの男は?ととにかく自分のプライドを捨てて、相手のことを想う。そんなドキドキ感が恋愛することなんだけど、今の人はそういうのが面倒臭いようだと言っていた。自分が傷つきたくないのだとも言ってた。

あと、人と人とのつながりは、会話や意思疎通をすることが大切だと思う。
人と名刺交換するのは古すぎるといっていたツイートを見たけど、その気持ちもわからんでもない。
これを他に例えると、女性からプレゼントを渡されるとする。本人が自ら手渡しでプレゼントされるのと、宅配便で自宅に届けられるのと、どっちがうれしいだろうか?
ぼくは断然手渡しで受け取る方が嬉しい。

シンプルにムダを省くのは効率が良くていいことだと思うけど、人と人とのおつきあいや出会いは、シンプルとムダを省くのはちょっと悲しいかな。
そこでリスナーと作り手の距離が近く、人とのつながりを身近に感じ取れるのが、ラジオだと最近感じる。
他のラジオも聞いてみたいと思う。
注目は、文化放送ニッポン放送TBSラジオあたりかな。しばらくは文化放送を聴いていこうと思う。