2011年を振り返ってみる。

2011年を振り返って

今年はいろいろあった。
まずは3月に発生した東日本大震災
すごい揺れだった。家の中も散乱した。
隣の家の大谷石でできた塀は、積み木くづしのように崩れた。
ひとりの人間の持っている力なんてこれっぽっちもないと気がついた。
今まで自分たちさえ良ければいいといって、自然破壊などお構いなしでやってきた。
人と人とのつながり、助け合い、認め合うことの大切さを感じた。
それはすべての存在しているものに対しても言えること。
自然、動物、宇宙のすべてに共通して言える。
すべて目の前にいる人、もの、ことにありがとうと感謝の気持ちを伝えたい。

そして、ぼくの尊敬する2人が10月にこの世を去った。
ぼくのものの見方を根本的に変えてくれた人物だった。
唯一その人はすごい作家さんだと思った。小林正観さん。良いとか、悪いとか一切自己主張しないで、ありのままを語るという人物だった。
みんなは変わった人というが、正観さんは本質を見抜いていると感じた。本当に残念でならない。
ただし、本は残されている。まだ読んでいない本があるので、ぜひ読みたい。
その本は、男と女の違いについて書いてある本。

そしてスティーブ・ジョブズ
今までWindows一筋で使ってきたが、最初のiPhoneが発売されることになって、MACユーザーになった。
そして使っていくうちに、MACの魅力の虜になった。
本体のデザインの美しさ、フォント、アイコン、操作感や、アニメーションの動き。
Windowsにはない美しさを追求したものだ。
ティーブがどんな人か大変興味を持った。
彼は、芸術家やデザイナー的なセンスを持ち合わせていた。完璧に物事を徹底的に追求するタイプだ。
そんな考え方に尊敬の念を抱いた。

この2人がこの世からいなくなって残念だ。お手本にしたい人だった。残念でならなかった。
本当に2011年は激動の年だった。
古いものの破壊が進んで、新しい風が流れ込んできた。
地球の膿をいっぱいに放出した。
きっと来年もいろいろな古い価値観が崩れるのは間違いない。
人類にとって一人一人の個人が尊重され、差別のない生活ができるようになって欲しい。