自然の恵み湧き水を味わう


午前中湧き水を汲みに行った所の源泉の写真です。こういう景観が大好きです。

昔は水なんて水道も井戸もみんな一緒だと思っていた。
最近は健康思考が強かったり、本物を求めている人が増えてきた。
いざとなったらなんでも飲めるけど、
やっぱり自然のお水はおいしい。

無味無臭の水。口に含むと、冷たくて包み込むようにやわらかくて密度がきめ細かい。
最近までカルキや塩素を取り除くフィルターを通して飲んでいた水が、素っ気なく気が抜けたサイダーのように感じていた。
ぼくは地方在住だが、それでも水道水と自然水の違いが明らかに分かる。
自然のリズムに自分の身を任せると、リラックスし、自然の恵みに感謝したくなる。
水や木々、植物や動物達。木々の枝葉が風に揺れてザワザワと心地よい音を醸し出したり、川のせせらぎを聞きながら深呼吸をする。
ものすごく贅沢。とてつもなくいい香りの紅茶やコーヒーを飲むような気持ちと同じだと想う。

昔は田舎が大嫌いだった。
人は少ないし、お店はないし、都会の人からは方言があると田舎者とバカにする。
都会はみんなおしゃれだし、色々な情報がすぐ耳に入るし、電車は深夜まで運転している。
そんな思いで20代から数年だけ東京に住んだことがある。
しかしむなしかった。便利で快適だけど、心が満たされない思いがしたのを思い出す。
たまに買い物や気分転換で東京に行くことがある。
人の多さと雑音でかなり疲れきってしまう。けどたまに行く東京は楽しい‼

話が脱線したけど、自然のあるところが一番落ち着く。
本来人は自然と共存してきた。けど自分たちさえよければと自然を破壊してきた。
ぼくは今後色々な便利なものやIT機器が発展していったとしても、自然に感謝し続けように思う。
あと自然のリズムに合わせられる人間でありたい。山や木々などと触れ合う機会を多くしたい。